2008-06-06 第169回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第9号
まさに世界で毎年亡くなっている結核病患者の一割を救うという目標も念頭に置きつつ、我が国の具体的な貢献策について検討してまいりたいと思います。 この関連で、現在外務省及び厚労省は結核予防会やストップ結核パートナーシップ日本といったこの分野に知見を有する団体及びJICAの協力を得つつ、行動計画を作成しているところでございます。
まさに世界で毎年亡くなっている結核病患者の一割を救うという目標も念頭に置きつつ、我が国の具体的な貢献策について検討してまいりたいと思います。 この関連で、現在外務省及び厚労省は結核予防会やストップ結核パートナーシップ日本といったこの分野に知見を有する団体及びJICAの協力を得つつ、行動計画を作成しているところでございます。
結核病学会は二〇〇三年に、結核撲滅前に結核病床の壊滅的崩壊が予想されると、こうしまして、診療報酬の抜本的増額を要望しています。診療報酬引上げはもちろんなんですが、診療報酬だけでは、これ稼働率の低下の問題もあるわけで、不採算要因も大きいわけですから、私は直接の財政的支援なども含めて結核病棟に対する支援という枠組みを考える必要があるのではないかというふうに思うんですが、その点いかがですか。
その後も、厚生科学審議会の中でさまざまな議論があったと聞いておりますが、とりわけ昨年の十月には、結核予防法の感染症法への統合には反対であるという意思表示が、日本結核病学会及び日本呼吸器学会から共同声明が発せられたわけです。また、全国保健所長会からも緊急声明が出されました。
伝達性海綿状脳症、それから結核病、ヨーネ病、流行性脳炎、ミツバチの腐蛆病と、この五種類について発見といいますか摘発がございまして、これ全国で申し上げますと年間に五百件でございます。
我々は、結核というものに対しては、国民病だという結核病をこの約五十年の間に激変させるだけの我々実績を持っているわけです。我々、この実績、そして、少なくともこのアジア地域においては医療のリーディングカントリーであると私は思っておるんですね。
○須賀田政府参考人 今先生言われました、いろいろなことを言われましたけれども、例えば口蹄疫とか結核、口蹄疫はウイルス、結核病は細菌なんですけれども、それを見つけて淘汰する、こういうことによって防疫できるものはそれでいいわけです、やるわけです。
農林水産省におきましては、従来から、例えば結核病や日本脳炎などの人畜共通である家畜の伝染病疾病については、家畜伝染病予防法に基づいて発生の予防及び蔓延防止のための措置を講じてきておるわけであります。
そういうことで、この感染症法の検討と並行いたしまして、実は結核対策をもう一遍再度きちっと見るべきではないかということで専門家の方々にお集まりをいただきまして、国立病院がたくさん結核の患者さんを持っていて結核の専門医も多いものですから国立病院は病院グループとしてどんなことができるか、それから結核病学会の先生方はこの状態をどう考えるのかということで、それぞれ検討会をつくっていただいて今その検討会のレポート
○政府委員(中須勇雄君) 初めに、結核病、プルセラ病に関連したお話でございますが、本法制定当時、このプルセラ病、結核病あるいは馬伝染性貧血、いずれも国内に大変広く蔓延をしており、速やかな摘発、淘汰、こういうことが要請されていたわけでございます。 特に、これらの病気は、慢性病でございまして、感染初期での発見、処置ということがなかなか行れがたいと。
しかし、問題点は、国内の予防体制の対象家畜伝染性疾病を、家畜の伝染性疾病から特定疾病または監視伝染病に範囲を制限するとともに、先ほど答弁もありましたけれども、プルセラ病、結核病、馬伝染性貧血の検査業務をなぜ廃止されたのか。もう一つは、豚丹毒など三種類を伝染性疾病から削除する理由は何なのか。この二点を先ずお聞きいたします。
従来からございましたブルセラ病、結核病等につきましては、定期的な検査による患畜の淘汰を行いました結果、ブルセラ病についてはほぼ清浄化が達成されている。それから、結核病についてもかなりの清浄化が進み、平成八年で言いますと八頭の患畜が確認されたのみと、こんなふうなことになっております。
ブルセラ病、結核病、馬伝染性貧血の検査を受ける義務を今回の法改正の中で廃止をするということになりました。現在、ブルセラ病、結核病、馬伝染性貧血の検査というのは、年に一度行われております。国の予算は、これに関連する予算が九億措置されているというふうに認識しておりますが、間違っていますか。
本法制定当時、ブルセラ病とか結核病、そして馬伝染性貧血、いずれも日本国内に広く蔓延しており、しかも慢性病であるということから感染初期の発見、処置がなかなか行われがたいということで、全国を対象として家畜を網羅的に検査いたしまして、摘発した患畜を淘汰することによって清浄化を図ってきた、こういう経緯がございます。その後、この伝染性疾病のうち、ブルセラ病と結核病については実際上かなり清浄化が進みました。
ブルセラ病に戻しますが、九五年度にはブルセラ病は三万八千頭、結核病は八万六千頭、馬伝染性貧血は七万二千頭も検査を実施しています。関係者の意見を聞きましたら、この検査義務は、だれからも廃止した方がいいという御意見は聞けないわけです。現場の獣医さんは、確かに少なくはなったが、まだ出る以上これは続けてやってもらいたいと言いますし、それからまた獣医師会もやるにこしたことはないという見解であります。
また、結核の活動性分類の見直し、あるいは結核の標準治療方式の見直し等、医療技術の進歩に対応いたしました結核管理、医療対策の見直しに関する御提言につきましては、今後、結核病学会等で専門家の御意見を十分に伺いながら、具体的な内容を検討していくこととしておるところでございます。
このため、今後、私どもといたしましては、結核病学会等の専門家の御意見を十分に伺いつつ、公衆衛生審議会におきまして具体的な内容について御論議をいただいた上で結核医療の基準の見直しというものも行ってまいりたいと考えております。
エイズ患者で結核を合併したケースというのは、既にアメリカなどでは大変多く報告をされ、深刻な問題になっているわけでございますが、幸い我が国では、私どもが聞いている話では数例で、近くこれについては結核病学会において発表されるというふうに承知をしております。ただ、いずれにしても、今後のエイズの問題との関連において、結核との合併というのは非常に重要な課題だというふうに認識をしております。
今の先生の御指摘のように、まず結核の専門医の数でございますが、昭和六十年の四月現在結核病学会に加入していらっしゃる先生の会員数が二千四百三十三名でございます。昭和三十四年ごろですか、ここにデータがあるのを見ますと、そのころは四千人ぐらいということで、その当時に比べて減っているということも事実でございます。
やはり死因を見ましても、かつての時代には、お互い若いときには結核病だとかなんとか言っておった。あるいは大腸菌がどうだこうだというような話がありました。いまごろそんなものは非常に少なくなってきまして、むしろ心臓病である、あるいは脳の疾患であるというような病気になってきまして、そうしたこともいろいろ影響してきているのじゃないか。疾病構造も大体全般的に変わってきている。
北海道の場合には、結核病の受診数が一番多かったのは昭和三十四年で四百八万八千三百四十四人もいたんです。いまはどうかといいますと、昭和五十四年の受診数ですが、九十万九千六百五十三人、もう約三百万も減ってきているわけですね。 沖繩の結核患者の状態わかりますか、減ってきている状態というのは。どんなふうな状態になっているか。
しかし、いずれにいたしましても許可病床数を超える入院患者を入れているということは、非常に不適当でございますし、特に御指摘のように患者さんは精神病患者、あるいは結核病患者あるいはその他の老人の慢性病患者ということでございまして、先生の御指摘のように急に一時的な伝染病患者がたくさん入ったというような事態とは違うわけでございまして、京都府といたしましては、毎年一回医療監視を実施した際に、病室の定員過剰につきましてその
そこで、これらの問題につきまして私が一人で心配しているだけじゃ話になりませんが、そうではなくて、関係者が大変にそのことを心配いたしておりまして、中でも専門家の方々、公衆衛生審議会の結核予防部会でありますとか、あるいは日本結核病学会でありますとか、結核研究所でありますとか、そういった専門家のおられるところの御意見というものが厚生省の方へ申請として出されていると私は伺っておりますので、厚生省の方にお尋ねいたしますが
また、同じ時期でございますけれども、日本結核病学会、結核予防会等からも同様の趣旨の陳情書が提出されておるわけでございます。
それを見ますと、「末期のガン患者や臨終に近い結核病者に対して、安らかな死によって生命を短縮することは許される。」、こういうのが一九〇三年、いまから七十年前の状況ですね。 そうしますと、私は大学在学中に結核が再発しまして、右の肺に空洞があり、左肺はほとんど全部やられて、その上に腸結核になって、医者の方は御存じだと思いますが、鶏鳴下痢というのが始まるのですね。朝にもう下痢が始まる。
本案は、最近における家畜の伝染性疾病の発生状況等にかんがみ、豚水胞病を家畜伝染病に追加して、その蔓延の防止のための措置を講じ得ることとするほか、牛のブルセラ病及び結核病に係る検査制度の合理化を図ろうとするものであります。 本案は、三月二十六日参議院から送付されました。
現在提案を申し上げております牛の結核病、ブルセラ病、あるいはまた今回の提案とは関係ございませんが、馬の伝染性貧血等につきましても、徹底した検査と淘汰によりまして現在非常に少なくなってきておりまして、結核病につきましては、最近では年間百頭前後になってきておりますし、ブルセラ病につきましては数頭というところまで急激に減ってきております。
まず、本法の提案に当たりまして、第二条第一項、第十七条第一項、第二十一条第一項関係で、豚の水胞病関係を追加することになっておりますし、二つには、牛のブルセラ病及び結核病に係る検査体制を合理化するために、第三十一条第一項関係が改正する要点でありますが、これについて政府の提案の内容を簡潔に農林大臣からお答えいただきたいと思う。
○安倍国務大臣 最近における家畜の伝染性疾病の発生状況等にかんがみまして、豚水胞病を家畜伝染病に追加をするとともに、その患畜及び擬似患畜を殺処分命令及び死体の焼却等の義務の対象として追加をすること、さらに、また、牛のブルセラ病及び結核病の蔓延防止のために実施している検査制度の合理化を図ること、これが今回の法改正の趣旨でございます。